「フルオリジナルのフチなしトリチウム ”アンティークサブマリーナ1680”」 2018年4月24日

こんにちは、銀座エバンスの稲田です。
ようやく春になり暖かくなりましたね。
雨が降ると少し気温が下がりますのでみなさまご自愛くださいね。





さて、本日は一年に一本入るか入らないかの稀少モデル、
Ref.1680 サブマリーナのご紹介です。
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今や子供から大人までその名を知らない人はいないと言っても過言ではないロレックス。
その名が世界に広まった出来事はいくつかありますが、これからお伝えするある人物の偉業は、ロレックスの歴史の中でも最も重要なニュースのひとつなのではないでしょうか。

ドーバー海峡。海に詳しくない私でも聞いたことのある有名な海峡、イギリスの南岸とフランスの北岸の間にある海峡のことです。海峡とは二つの海域を結ぶ水路のことで、ドーバー海峡は北海と大西洋を結んでいて、特徴としては潮の流れが早く、流れや速度が変化しやすいために渡る際に要注意の海域なんです。
この危険な海峡を渡るという挑戦者が現れたのは18世紀のことで、気球や船でも失敗が多く難しいのにまさか泳いで渡ろうとする人物が現れました。
その偉業を達成した人物こそ、イギリス人スイマーのメルセデス・グライツという女性で、この女性の腕にはなんと、ロレックスのオイスターがはめられていたのです。

1927年のこの出来事が次の日、イギリスで最も古くからある新聞「デイリー・メール」に大々的に全面広告で飾られ、全世界がロレックスの名を知ることになりました。ドーバー海峡横断には10時間以上もの時間を要し、その間ずっと彼女の腕にはロレックスが着けられていました。
もちろん、陸に上がった後も完璧に機能したロレックス・オイスター。ロレックスの高い防水性と耐衝撃性を幅広く認識させたこの偉業は、現在でも語り継がれているロレックスの伝説です。(下の写真が当時ロレックス社がグライツ嬢の写真と共に掲載したオイスターです。FHHより引用)

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1953年、ロレックス社は世界初の100m=330ftの防水機能を持つ腕時計を発表しました。
このモデルはサブマリーナーと名付けられ、先にお伝えした頑強なオイスターケースとそれに負けない位の強さと固さを持つブレスレットを備えていました。(下の写真が初代サブマリーナRef.6204で、初めてロレックスのカタログに掲載されたモデルです。FFHより引用)
続いて、660ft=200m、そして300m=1000ftもの防水性を持つモデルを次々に発表、現行は2008年に登場し、プラチナを用いたセラミックベゼルへと換装、高級感まで兼ね備えているモデルへと進化しました。

サブマリーナは、第一~第七世代に分類されますが、今回ご紹介する1680は第五世代で、サブマリーナ史上初の「デイト付き」という所がこのモデルの最大の特徴です。
Cal.は後期1570のハック付き、前回の私のブログ「妖艶な漆黒ゴールドレター ”アンティーク エクスプローラーⅠ 1016”」でご紹介したモデルと同じキャリバー(1016は前期)です。
Cal.1570は1016だけでなく、第四世代のサブマリーナ5512、1500、1601といったオイスターパーペチュアルデイト、デイトジャストにも採用されていた名機と呼ばれる優秀なキャリバーなのです。
1016のブログも是非合わせてご覧下さい。...https://evanceblog.exblog.jp/26586656/

Ref.1680の現在相場は150万円前後で、当社在庫と同じような個体で200万円を超えるお店もある中、今回ご紹介するモデルは大変魅力的な価格設定でご案内しております。
当社HP写真をご覧頂きたいのですが、ケースやブレスの傷はあるもののそれもまた味ですし、アンティークの醍醐味といえる所だと思います。
何より特筆すべきは素晴らしいこの文字盤コンディションです。ベゼルのルミナスポイントはルミノバですが、フルオリジナルのフチなしトリチウム、是非お手に取って見ていただきたいです。
(HPに新しく「機能/その他」欄を追加しておりますので、ご覧になってみてください)

ちなみに後期のフチありで現在相場は80万円~、数年前からの動向を追ってみると20万円くらい上がっていて、フチなしに関してはそれ以上です。私はいつもお客様へこのお話をするのですが、アンティークはいい個体が少ない上、もう作っていないため、製造年数の短いのものはこれから上がるしかないのです。
このブログを見て気になられた方、お早めのご来店をおすすめします。


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最後に、1680といえば赤サブを思い出す方も多いですよね。赤サブとは、「SUBMARINER」の文字が赤で表記されているモデルで、通常の白い文字のモデルに比べ極端に生産数が少なく、前期・後期とに分かれています。赤サブの現在相場は状態によっては200万円前後、300万円~です。
特にレアなのが防水性を表す「660ft=200m」表記が逆になっている”メーターファースト”で、更に前回の1016でもお伝えした”トロピカル”が激レアでまさかの500万円超えなんです。

もし、4桁のロレックスがご自宅に眠っている方がいらっしゃったら、是非一度見せていただけませんか?
エバンスでは買取り・下取りの他にモデルによってはご委託を提案させていただいております。もちろん、5桁のご相談も承りますのでまずは私稲田までご連絡ください。

現在、アンティークロレックスが続々入荷しております。
一階が中古・アンティークフロアとなっており、他ブランドも含め少しずつラインナップが充実してきています。
銀座にお越しの際は是非、お立ち寄り下さい。
みなさまのご来店、心よりお待ち申し上げております。








銀座エバンス
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by evanceblog | 2018-04-24 20:13 | ロレックス