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ブログをご覧の皆様こんにちは、銀座エバンスの福永です。
本日はアメリカ屈指のジュエラーであり、世界最大かつ最高級のジュエリーと、時計を手がけるハリー・ウィンストンのアベニューをご紹介いたします。
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1989年から時計製造に着手したハリー・ウィンストンは、2007年には最先端の設備を整えた工場をスイス・プラレワットに構え、ハイジュエリーウォッチから、トゥールビヨンやミニッツリピーターに至るまで手がけています。またそれらの集大成として、世界最高峰の独立時計師達と共に開発を行うオーパスシリーズの製作において、ハリー・ウィンストンは時計メーカーとしての確固たる地位を手中に収めています。

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定価:2,376,000円(税込)
販売価格:1,980,000円(税込)
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「スターたちのジュエラー」と称されるハリーウィンストンの手がける時計は、素材の選定から造形に至るまで、極めて厳格な管理と創造のもとで生み出されています。それは、最良の製品を作り出す順当な手段であると同時に、ハリーウィンストンというブランドの空気を生み出すことに他なりません。
アヴェニューCにおいても、ニューヨークの高層ビルに着想を得たデザインからは、迷いの無い線がもたらす構築的な美しさ、そしてハリーウィンストンのハイライトと言える完璧なダイヤモンドセッティングの華やぎは、他では決して成しえない唯一無二の存在感です。

Ref.AVCQHM16RR017
定価:1,998,000円(税込)
販売価格:1,680,000円(税込)
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美しい時計の贈り物、大切な方への好適な品として自信を持って推薦させて頂きます。ぜひ、この機会にご検討下さいませ。




銀座エバンス
TEL. 03-6274-6740 MAIL:n-concierge@evance.co.jp
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by evanceblog | 2017-12-12 13:04 | その他
こんにちは、銀座エバンスの稲田でございます。
寒さも本格的になってきました。
みなさまお出掛けの際にはあたたかい服装で、風邪などにご注意くださいね。





さて、本日はめったに入荷しないレアブランド、”リシャール・ミル”から ”ラファエル・ナダルコレクションRM35-02” をご紹介いたします。

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まず、ラファエル・ナダルとは。
スペイン出身のプロテニス選手で、2017年の今年、全仏オープンテニスで前人未到の10度目の優勝を成し遂げた、スポーツに疎い私でもその名を知っている凄い人物です。
全仏オープンテニスとは、全豪オープン、ウィンブルドン、全米オープンの中のひとつで、世界四大のテニスのトーナメント大会のことです。
2005年、ナダルは初出場の全仏オープンで優勝。2008年にはウィンブルドン、2009年に全豪オープン、2010年、全米オープンと次々に優勝をかっさらい、24歳の若さでなんと、すべての場所でメジャータイトルを手にする”キャリアグランドスラム”を達成した、類稀なる才能の持ち主なのです。

テニスのコートは、芝でできているグラスコート、アスファルトのハードコート、土のクレーコート、カーペットや人工芝のインドアコート、これら四種類に分かれます。
ナダルは、土のクレーコートで圧倒的な強さを発揮する選手で、まさかのクレーコート81連勝という快挙を遂げています。
そのため、付いた愛称は”赤土の王者”。土のスペシャリスト、超人ナダルとも呼ばれる彼は、まるで教本のようにエレガントな美しいプレーをするロジャー・フェデラーとライバルとして戦い続け、万能選手である最強王者、フェデラーとの2強時代から、ノバク・ジョコビッチ、アンディ・マレーが加わった4強(ビック4)と呼ばれる時代を生きて来ました。

そして2016年、全豪オープンでの一回戦敗退、終盤では左手首負傷のため欠場を余儀なくされ、10月には遂に、治療に専念するため残りのシーズンを全て打ち切る決意をします。
ビック4の時代は10年以上も続き、このことにより今度こそひとつの時代がおわった…という考えがファン達の頭をよぎりました。
私もナダルの怪我のニュースは知っていて、心配していました。もしかしたら引退も有り得るかもと。
ところが今年2017年。我らが赤土の王者は1月に全豪オープンで準優勝、その後どんどん調子を上げ、他3大会で優勝。そして6月、彼自身が一番重要だとする全仏オープンでテニス界史上初、10度目の優勝を見事飾ったのです!

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そんな彼の才能をいち早く見抜き、彼のためだけに世界のどこにも存在しない、唯一無二の腕時計を作ろうという壮大な夢を、ある一人の天才は思い描きます。
王者である彼の力強いプレーを邪魔することなく、かつ正確な時を刻む、強靭な腕時計づくり。
その夢を言葉や計画だけじゃなく、現実のものにしてしまった人物こそ、ウォッチコンセプターの名にふさわしいリシャール・ミル、その人なのです!


 ※ リシャール・ミルという偉大な人物については、2年前の私のブログで詳しく紹介しています。
   ウォッチコンセプターの意味もよくわかりますので、どうぞ合わせてご覧ください。
   ...「ウォッチ・コンセプター“リシャールミル”」


ラファエル・ナダルと、リシャール・ミルとの出逢いは今から約10年前の2008年。
一番最初の対談でリシャール・ミルは、ナダルには時計を着ける習慣がないため、彼に使ってもらえるよう可能な限り軽い時計を作ろうと考えたそうです。
その2年後の2010年にナダルの名を冠した記念すべき初代“RM027”が誕生。
彼のために開発したこの最初のモデルには、トゥールビヨンが搭載されており、その重さなんと約20g、世界一軽量なトゥールビヨンでした。

RM027はカーボンという優れた弾性と強度を持つ素材が採用されており、ナダルの力強いプレーで起きるその衝撃、手首への物凄い振動にもビクともせず、200Gの衝撃に耐える性能を王者自ら試合で示してみせました。
”G”とは重力の単位のことで、加速度を示します。例えばスカイダイビングで1G、世界最速のジェットコースターが5.5G、レッドブル・エアレース(世界最高の技術を持つレースパイロット達によるスポーツのこと)で10Gですので、テニスの衝撃って本当に凄まじいんですね…!
世界限定50本のこのモデルは、もし今見つかれば途方もないプレミアがつくことでしょう。

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その翌年の2011年、RM027からトゥールビヨン機構を取り除いたシンプルなRM035を発表。
実はこのモデル、東日本大震災のチャリティーオークションの目玉となり、日本赤十字社を通して復興支援のため全額寄付されたことで、当時話題沸騰となりました。
その落札金額なんと、8,190,000円。
それもそのはず、本来赤であるはずの“RM035”の文字が白、となっており、世界で唯一のナダルのプロトタイプだったのです。
数年前、エバンスにも一本だけ入荷をしましたが、瞬く間に完売となりました。(上の写真がRM035です)そして私はこのモデルから、リシャール・ミルのナダルコレクションを知ったのです。

そして今回ご紹介するのはRM35-02。
この鮮やかな赤が、まさに赤土の王者の腕を飾るに相応しい、このモデル。
ケースは見事なまでに赤く染め上げられたレジンを含んだクォーツファイバー層から成っており、レッドクォーツと呼ばれます。レジンとは樹脂のことで、リシャール・ミルが特別に開発させた真っ赤なレジンをシリコンに浸透させ、特殊な機械を用いて各層の繊維を45度ずつずらしながら積み重ねるという非常に高度な技術を要する製法でケースを形成しています。そして、特別な圧力鍋で120度の熱処理を行うのです。この素材は、耐衝撃性の他、紫外線に強く、非アレルギー性という優れた特性があります。
そして初代ナダルモデルの25倍、5000Gもの加速に耐える、まさに時計業界で唯一無二の最強モデル、それがRM35-02なのです!

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ナダルコレクションとは、軽量・耐衝撃性の代名詞というだけでなく、イノベーションを起こしたモデル、すなわち時計界においてまったく新しい技術や考え方を取り入れ、社会に大きな変化をもたらした、奇跡の腕時計です。
それまで、リシャール・ミルの名を知らなかった人々も、このナダルコレクションの発表により注目をし始め、何千万もする腕時計なのに、時計愛好家達はお金を惜しまず手に入れる。
それほどの魅力が、いや魔力ともいえるこのナダルコレクションの一本がまさか、エバンスに今あって実際に見ていただけるのです!!

どうかみなさま、この奇跡の一本をその目で確認してみてください。
こちらのモデルは顧客様からのご委託品です。今を逃すと次回はないと言っても過言ではありません。
ご興味のある方は是非、一度私稲田までご連絡ください。
みなさまのご来店、心よりお待ち申し上げております。

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by evanceblog | 2017-12-05 19:24 | その他
こんにちは銀座エバンスの福田でございます。
好評でしたユーズドウォッチフェアも最終日です。
大勢のお客様にご来店頂きました。誠に有難うございます。フェア中に実施しております回数限定の無金利キャンペーンも本日迄となりますので、ご注意ください。

それでは本日ご案内する時計はこちらです。ブレゲのタイプXXIのローズゴールドを先週末に再入荷致しました。スポーツ系は久し振りでございます。
ブレゲ タイプXXI
型番:3810BR/92/9ZU
定価:¥2,451,600(税込)
販売価格:¥1,988,000(税込)

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こちらは1954年に誕生した「タイプXX」の50周年を記念し、2004年に誕生した『タイプⅩⅩⅠ』です。
フライバッククロノグラフを備えた42mmのケースは相変わらずの迫力ですが、ローズゴールドを使用することで、とても上品な仕上がりになっています。

初期モデルのタイプXXはフランス海軍航空隊の為に製作されたパイロットウォッチでした。その後1995年に発表された市販型のタイプXXが大ヒット。高級スポーツラインの地位を不動のものにしました。特徴的なフェイスや独創的なデザインは多くの時計愛好家達を虜にしています。
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ドーム状にカーブを描いているサファイヤガラスやブレゲらしいコインエッジなどの装飾がエレガンスな時計を演出しています。
こちらのローズゴールドは先週末に入荷致しましたが、本日タイプXXⅠのSSブレスやアエロナバル、マリーンⅡなども到着いたしました。ホームページも是非ご覧ください。
ブレゲをご検討中の方もそうではない方も是非一度お手に取ってご覧くださいませ。ご来店を心からお待ちしております。

「ブレゲ 人気スポーツモデル 集中入荷!」 (10/31入荷分一覧)



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by evanceblog | 2017-10-31 16:05 | その他
皆様こんにちは。銀座エバンスの飯田です。
秋も深まり、涼しげな季節ですが、今年は雨も多く例年よりも寒い日が多いです。
皆様体調は崩されていないでしょうか?
風邪が流行っておりますのでお気を付けください。


今回私からご紹介させて頂きます一本はクストスのチャレンジジェットライナーです。
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定価:¥1,134,000(税込)
販売価格:¥638,000(税込)
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まずクストスというブランドを皆様ご存知でしょうか。
時計好きの方であれば知ってるよという方多いとは思いますが、まだまだこれから時計選びを本格化させようとしている方、全く知らないよという方、様々な方にこんな時計も選択肢の一つとしてあることを今回のモデルの魅力を踏まえ書かせて頂きます。

クストスというブランドとは
サスーン・シルマケス氏とアントニオ・テラノヴァ氏によって2005年に誕生したブランドです。
ラテン語で”時の守護神”という意味を持っているクストスは、スイスの時計製造における伝統の真髄を守っています。

シルマケス氏の父親は、フランクミュラーの共同オーナーのヴァルタン・シルマケス氏であり、幼い頃から父の元で仕事の手伝いをしながら腕時計に関わり英才教育を受けてきました。
時計界の若きホープというわけです。

一方のテラノヴァ氏は数々の有名ブランドの研究開発を担当してきた人物で、デザインを手がけています。
この両名のシルマケス氏とテラノヴァ氏がタッグを組み、クストスの独創的なデザインを生み出しています。
ブランドのコンセプトとして「ハイテク」「スポーティ」「エレガンス」の三つを掲げており、伝統的な時計製造における技術と「最高の時計を創りたい」という熱意がそこに融合しています。

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クストスの作る時計は、スイスの伝統的デザインとは一線を画すもので、文字盤をスケルトン構造とし、内部の機械を前面に押し出すことにより近未来的な時計に仕上がっています。
このようなハイテクウォッチと呼ばれる時計は、クストスやリシャール・ミル、デヴォンといった時計ブランドが市場を牽引しています。
共通する特徴としては、①未来的なデザイン②軽さ③ブランドの追求、といった三点ではないでしょうか。

ここまでブランドのコンセプトを明確にし、他の追随を許さないほどのハイテクウォッチへの創造性や情熱というのはブランドの価値を高めており、同時に消費者の心をくすぐっています。

それでは今回のジェットライナーシリーズですが、始まりはプライベートジェットで世界中を飛び回っている顧客の一言から生まれました。
その名の通り航空機をイメージさせるシリーズです。
男性は特に、航空機や機械物に対する憧れなどをお持ちの方が多いと思いますので、その様な方にはぜひお勧めしたいモデルです。

モデルの特徴として、軽量化の実現ということが挙げられます。
航空機をイメージさせる同モデルは本物の航空機体同様の素材を採用し、軽量化への追求をした研究成果が遺憾なく発揮された作品です。

軽さへの追求理念はジェットライナーのムーブメントだけに留まらず、各部の空洞化やトノー型のケース、ストラップやクラスプにまで配慮されています。
その他に、ケース全体の厚みをなくす為の取り組みも施され、24時間常に身に着けていられる心地よさをコンセプトにしています。
使用者への心遣いもなされているところも同モデルの魅力です。

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こちらは試着イメージです。スーツにもばっちり合います。
この洗練されたトノー型のデザインは、フランクミュラーとのデザイン発想のシェアなどが考えられます。
私自身着けさせて頂き、抜群の着け心地やデザインの良さに脱帽でした。
時計単体で見た時のカッコよさはもちろんなのですが、試着時にこれほど上手くまとまるのかと驚きも感じられ魅了させられましたね。
シンプルなデザインにまとまっていながらも、細部に至るまで考慮された美しさは一歩先を行く時計造りを体現しているのではないでしょうか。

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また、両面スケルトンになっており文字盤からはもちろん、シースルーバックからも内部のムーブメントを見ることができ、機械が浮いているような造りになっています。
機械好きの方には嬉しく、眺めていても楽しいですね。

同モデルは実用性とデザイン性を兼ね備え、これから先の未来を映し出すかのような一本です。
メカニカルな時計をお探しの方や他とは少し違う時計をお探しの方、ご検討いただければ幸いです。
ぜひ当店へ足をお運び頂き、チャレンジジェットライナーの魅力に触れてみてください。



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by evanceblog | 2017-10-24 12:53 | その他
こんにちは、銀座エバンスの稲田です。
まだまだ蒸し暑い日が続きますね。涼しい秋が待ち遠しいです。
天気も崩れやすいので、みなさまお出掛けの際は傘をお忘れないようお気を付けくださいね。




さて、本日は前回の「神の手を持つ男 ”パルミジャーニ・フルリエ”功績編」につづき、彼の技術と作品についてご紹介させていただきます。

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1996年に創業、昨年には20周年を迎え大きく変わったことは生産体制だとミッシェル・パルミジャーニ氏は語ります。
当時は職人が手作業で時計を作る小さな工房、現在では文字盤・ケース共に自社で生産なさっています。
ムーブメントの組み立て、どんな小さな部品でもすべて自社で製造、何より限られたメゾンのみでしか不可能なひげぜんまいと脱進機の製作は極めて難しく、それをもやってのける職人を抱えている同社はひとえに彼の才能と人望の賜物だと私は考えます。

年表を追ってみると1990年にサンド・ファミリー財団の後ろ盾を得て、彼の初の会社であるパルミジャーニ・ムジュール・エ・アール・デュ・タン社を設立、1996年に初のコレクションである腕時計と懐中時計やテーブルクロックなどを発表します。
1998年には初の完全自社製、8日巻の角型ムーブメントCal.PF110を発表、その翌年から氏の快進撃が始まります。ケース会社であるブルーノ・アフォルテ社、輪列などを製作するアトカルパ社を買収、2001年には香箱真を加工するエルヴィン社を買収。外部からの供給が停止する可能性を考え、重要な部品に優先順位をつけ、製造会社を次々傘下に収めたのです。
そしていよいよ2003年、後にお伝えするヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエと社名を変え、新体制を設けます。
1994年頃から、サプライヤーからの供給停止の噂が絶えず流れて来ており、それまではフレデリック・ピゲなどからムーブメントを購入していましたが、ひげぜんまいを含む「自社製調速脱進機構」を05年までに完成させるという目標を掲げ、見事、垂直統合化を成し遂げたのです。

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”ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ”。ここに、以前私が情熱を持ってブログでご紹介した、日本人時計師がいらっしゃいます。
是非こちらを振り返ってみてください→(「日本人時計師がおくる “オーデマピゲ ミレネリー4101”」
その名も「浜口尚大さん」。彼は美しく芸術的なオーデマピゲ ミレネリーのデザイナーであり、オーデマピゲのムーブメント設計・開発の責任者まで勤めた方です。もっと詳しくお伝えするとルノー・エ・パピでいろいろなムーブメントの製作・修理に携わり、その後オーデマピゲ社へ移り、現在ではまさかヴォーシェ・フルリエの開発部長になっていらっしゃるとは!正に、彼は日本の宝といっても過言ではありませんよね。
天才時計師・浜口氏の力もあり、同社はパルミジャーニ・フルリエの時計だけでなく、他ブランドの時計を設計・製作までをも手掛けています。年々、歯車やひげぜんまいなどのいろいろな部品の供給も増えて来たそうです。これにはもうひとつの理由があり、同社が少しずつ設備を整えて現段階で完璧な状況にあり、これを活用するためだそうです。※上の写真が浜口氏の作品です。

ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエが供給しているのは、リシャールミル、エルメスなどであり、特筆すべきはパルミジャーニ・フルリエ、ショパール、ボヴェ、ヴォーシェの4社による共同プロジェクトとして2001年に設立された「カリテ・フルリエ財団」についてです。
これは、クロノメーター(COSC)よりもはるかに厳しい時計に対する様々なテストを行う機関のことです。
ちなみにCOSCのおさらいですが、5つの姿勢差、高温・低温・常温の3つの温度差による精度チェック、15日間にも及ぶこのテストで直径が20mm以上のムーブメントは一日の誤差-4~+6秒、それ以下のサイズのものは-5~+8以内でなければなりません。これらをクリアしたムーブメントが晴れてクロノメーター認定証を受け取れるのですが、その数なんと、スイス国内で製造されている全体の時計の僅か3%しか存在しないのです。その厳しいCOSCに試験を依頼して合格したムーブメントのみに、更に厳格なテストが行われます。

その過酷なテスト内容の、まずひとつめはクロノフィアブル・テストといってリューズ操作(プッシュボタンと回転ベゼルのあるモデルはそれも含まれる)のテスト、磁気・耐衝撃・防水などのテストです。
次に、ムーブメントの仕上げと装飾のテストで、地板及びブリッジに装飾が施されているか、小さなネジの頭に至るまですべて磨かれているかなど、細かな箇所まで入念にチェックが入ります。そしてカリテ・フルリエが定める美的基準を満たしていないものにはその都度、技術委員会が招集されます。
最後のテストはフルリエ・テストマシンを使い、ムーブメントがケースに入っている状態で実際に着用した際のシュミレーションテストです。このテストは男女別、シーン別で24時間行われ、このテストの合格ラインは日差0~+5秒と定められています。これらの4つのテストに合格した時計にのみ、裏蓋やムーブメントにカリテ・フルリエマークが刻まれます。
現在、確認できているのはパルミジャーニ・フルリエのドレスウォッチ”トンダ”にカリテ・フルリエ検定に合格しているモデルが存在し、これは限定モデルの為現在ではもう手に入らない幻のモデルとなっています。
カリテ・フルリエは世界で最も厳しい検定だという情報もあり、COSC以外の検定機関に頼らず独自でつくりあげる、ここまでこだわりを持った独立時計師を私は知りません。腕時計づくりに対して本当に真摯なミッシェル・パルミジャーニの想いが、ひとつひとつの作品につまってる、これからはそう考えて氏の作った腕時計を手に取りたいと思います。


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パルミジャーニの1996年ファーストモデルは、”トリック”という細かい刻みが施されていてベゼルが二重になっている、上品で大胆な作品です。当時はローマ数字でしたが、今年発表の新生トリックにはアラビア数字が採用されベゼルがスッキリしました。その後、”カルパ”という長方形のモデルを発表、2004年にはなんとイタリアの超高級スポーツカー”ブガッティ”社と契約を結び、腕時計を製作します。
私はこのモデルを見て感動し、パルミジャーニ・フルーリエを知りました。
2006年には初のレディースモデルを、そして2008年、本日ご紹介する”パーシング”を発表します。

パーシングとは、イタリアの最高級ヨットメーカーのことで、一台何千万、何億円する超高級ヨットを製造しています。このパーシングとコラボして作ったのが、このモデルで2010年にベゼルをホワイトゴールド製に変えてスポーツモデルに高級感を持たせ、新しく生まれ変わりました。ステンレスとのコンビネーションの他、ローズゴールドとホワイトゴールド無垢のモデルも発表され、現在ではスポーツラグジュアリーウォッチとして定着をしているモデルです。
今回ご紹介するパーシングの文字盤色、深い深い緑色。この色は実は洋服も小物も、難しい色なんです。それを大胆に文字盤と合わせて革ベルトにまで配色をし、特徴あるベゼルデザインも含めてミッシェル氏の意外な一面が見える私の好きなモデルのひとつです。
英国の伝統の車の色”ブリテッシュ・レーシンググリーン”を彷彿とさせるこのカラーを選んだのは、もしかしたら英国向けに作ったモデルだからなのかもしれませんね。

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そして最後に革ベルトのお話です。
革ベルトは世界最高級の革製品のメーカーである”エルメス”を採用しています。エルメスは世界中の人間が知らない人はいない名前であり、男女共に永遠の憧れブランドです。
現在、世界で一番入手困難なバーキンをはじめ、革小物、特にバッグはアジアではまず手に入りません。
パリ本店ですらも接客をしてもらうのにまさかの予約が必要で、その予約も何ヶ月待ちだとか。
ここまで世界中の人々を魅了するエルメス。セレブ御用達ブランドだからという単純な理由ではありません。その革、品質のよさ、気取り過ぎていない所、いいところを挙げるときりがない程、素晴らしいブランドだからです。
そしてパルミジャーニを知らない人でも、エルメスの革が時計のベルトに使われていると分かった途端、すごいブランドなのかな?と興味を持ちますよね。エルメスはパルミジャーニ・フルリエのムーブメントを使っていますし、とてもいい関係なのが伺えます。
腕時計本体を支える革ベルトにエルメスを選んだ所も、このブランドの最高な所のひとつだと私は思います。

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いかがでしたでしょうか。初の二週に渡る稲田ブログでした。
実はまだまだパルミジャーニ・フルリエについてお伝えしたいことがたくさんあるのですが、またの機会にお楽しみになさってください。
このブログを見て少しでも興味を持っていただいた方は私までご連絡下さいね。
みなさまのご来店、心よりお待ち申し上げております。




パルミジャーニ・フルーリエ パーシング005<<未使用品>>
販売価格:¥1,280,000(税込)





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2017年5月、銀座中央通りからみゆき通りに移転いたしました。
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by evanceblog | 2017-08-22 19:55 | その他
こんにちは、銀座エバンスの稲田です。
雨や風が強い日が続きますね。雨があがると夜は蒸し暑いので、みなさま体調に気を付けてお過ごしくださいね。




さて、本日は”パルミジャーニ・フルリエ”のご紹介です。

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1996年、スイス最大のヌーシャテル湖の上部に位置する”フルリエ”という町、(オーデマピゲやモンブラン、コルムをご紹介した時にお伝えした世界遺産に認定されている町、ラ・ショー・ド・フォンやル・ロックルの近くにあります)
この土地で創業者”ミッシェル・パルミジャーニ”が彼の名とその町の名を冠し、パルミジャーニ・フルリエ社が誕生しました。

1976年、彼は歴史的に有名な時計を修復する会社を設立します。
ここでパルミジャーニ氏は1993年、あまりにも複雑過ぎて誰もが修復不可能と匙を投げていた、歴史に名高い1845年製のブレゲの「シンパティック・クロック」を、1800時間もの時間を掛けて見事修復を成功させます。
このことは瞬く間に時計業界だけでなく様々な業界に広がり、サンド・ファミリー財団より支援を得て時計づくりができる環境と設備を整えることができました。

サンド・ファミリー財団とは、1886年スイスのバーゼルにて当時は化学薬品の会社を設立、1996年にはチバガイギーとの合併でノバルティスという製薬会社を立ち上げます。
現在、ノバルティスは製薬会社の世界売上高ランキングで3位となる程有名な会社として発展を遂げており、日本においては主にジェネリック医薬品の開発・製造・販売をしています。
その他、サンド・ファミリー財団はオートマタ(からくり時計)や世界有数の様々なものをコレクションしており、中でもとりわけ有名なものが「ファベルジェの卵」と呼ばれるインペリアル・イースターエッグです。

イースターエッグとは、復活祭(十字架にかけられたイエス・キリストが3日目に復活したことをお祝いするお祭りのこと)を祝うため、色とりどりの美しい装飾を施した卵のことです。
卵が使われる理由は、卵から新しい命が生まれることから、死と復活を象徴しているためとされています。国によっては装飾が様々ですし、現在ではチョコレートを使ったイースターエッグが主流です。

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また、先程お伝えしたインペリアル・イースターエッグとは、ロマノフ朝(1613~1917年の間、ロシアを統治した王朝のこと)最後の皇帝ニコライ2世とその父アレクサンドル3世の命により、ロシアの宝石商”ファベルジェ”により製作された美術品のことです。七宝焼きや宝石、中には絹や象牙を採用したものまで様々な種類が存在します。この類稀なる美しさと稀少さを持つファベルジェの卵は、約30年間の間に50数個しか作られておらず、そのうちの数十点が未だ行方知れずとなっています。
そのため、オークションで10億以上(一説によると30億以上する作品もあるそうです)の値が付くほど、大変稀少な世界の宝物なのです。そしてその宝物たちは現在、イギリスやロシア、アメリカなどの王室や博物館、富豪の手に収められています。

はじまりはアレクサンドル3世が妻マリアへ贈るために注文した”めんどりエッグ”からで、アレクサンドル3世の暗殺後、息子であるニコライ2世が父の代わりに母マリアと妻アレクサンドラに毎年ひとつずつ贈り続けたそうです。
有名な卵はコロネーション・エッグやロスチャイルド・エッグ、すずらんや金のたまごなど、そしてスワン・エッグと孔雀エッグです。実はこのスワン・エッグと孔雀エッグこそ、今回ご紹介する天才時計師”ミッシェル・パルミジャーニ”氏の神の手により、約100年の時を経て命が吹き込まれた作品なのです!!

この快挙は彼の名を更に世界に広める歴史的な出来事であり、このことが世界で唯一人、”神の手を持つ男”と呼ばれる天才時計師であり、修復師と呼ばれる所以です。
彼は、修復は修理すなわち動くようにすればいい、というのではなく元の姿に戻すことが大切だと語っています。そのため、その作品の時代背景やその当時の技術、素材までも入念に調べ、もしかしたら何か他の部品がこの部分には存在していたのではなど想像しながら修復の作業をなさっていて、最初のブレゲのシンパティック・クロックは、調べるだけで15日間も費やしたそうです。
時計師であるとともに修復師としての手を持つ人物はこの広い世界に何人いるでしょうか。
そしてその作品のひとつひとつに魂を込めて時には語りかけながらじっくりと作り上げていく。お会いしたことはありませんが、温厚で優しい人物であることが想像できます。そんな人物の作る腕時計はどんな作品なんでしょうね。

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”神の手を持つ男”と呼ばれる人物が作った腕時計。みなさん興味が湧きませんか?
今回は彼の行った偉大な功績について、またその背景をお話しましたが、まだまだこの回では語りきれません。
次回、天才時計師であり、高名な修復師であるパルミジャーニ氏の作品紹介をさせていただきます!











銀座エバンス
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東京都中央区銀座5-5-11(みゆき通り) 年中無休 11:00~20:00
2017年5月、銀座中央通りからみゆき通りに移転いたしました。
好評につき期間延長!「<ファイナル>サマーセール開催中!」 最大50%OFF品も。~8月31日


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by evanceblog | 2017-08-16 13:45 | その他
7月末から8月頭にかけて、3つの雑誌に掲載いただきましたのでご紹介いたします。



■MEN'S NUCKLE 9月号(7/24発売号)
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「香る男のネタ帖 ROLEXコンビ特集」69、71ページに時計を取り上げていただきました。
「コンビ」という切り口が新鮮です。そして、コンビの王道、デイトナコンビ が最近入荷しています。
116503G黒 →116503白



■EYESCREAM 9月号(8/1発売号)
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第ニ特集 「タイムピース モノローグ」内「ポストヴィンテージとその時代考証」64~67ページに時計を取り上げていただきました。ロレックスのユーズドウォッチとその年代のカルチャーを並べた、目でも愉しめるページとなっています。



そして
■POWER Watch 9月号(7/29発売号)
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98,99ページにみゆき通りの新店舗をご紹介いただきました。ありがとうございます。


それぞれに特徴的ですので、ぜひ実物をご覧ください。


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「サマーセール開催中!」 最大50%OFF品も。7月12日~8月13日


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by evanceblog | 2017-08-04 14:26 | その他
銀座エバンスの福田でございます。
暑い日が続きますね。熱中症には充分お気を付けください。
さて本日ご案内する腕時計はストラップがラバータイプのモデルです。最近はお問い合わせが多めでしたの少々まとめてみました。
遅ればせながら今夏いかかでしょうか。


ロイヤルオーク オフショアクロノグラフ
型番:26470ST.OO.A027CA.01
定価:¥2,754,000(税込)
USED販売価格:¥2,198,000(税込)

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先ずは王道、自社一貫生産を貫くスイスの名門オーデマピゲのオフショアクロノグラフです。個人的に黒のストラップのイメージが強いので、このようなネイビーバージョンはとても目を惹きますね。
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シースルーバックからムーブメントや創業者両家の紋章が入った22Kローターなどが確認出来ます。機械好きの方は必見ですね。ユーズドですが2015年1月のGRT付きで使用感が少ないので、現在オーデマピゲをご検討中ではない方も一度ご覧になっていただきたいモデルです。


パシャ シータイマー 
型番:W31077U2
USED販売価格:¥368,000(税込)
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先週入荷しましたシータイマー。ラバーでコーティングされているブレスレットが特徴的です。久し振りの入荷ですが、現在こちらのモデルは残念ながら生産終了となっております。当時から根強いファンの方も多く、弊社では入荷すると比較的早めに販売されてしまいますので、ご検討中の方はどうぞお早めにご来店下さい。

外観はリューズカバーに施されているスピネルを含めて、文字盤やベゼル横なども黒色で統一されており全体的に引き締まって見えます。ただし、その精悍な雰囲気の中にもエレガントが同居する非常に欠点の少ないモデルですね。幅広く活躍してくれそうです。


アクアノート
型番:5167R-001
定価:¥4,190,400(税込)
USED販売価格:¥3,750,000(税込)
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最後はパテックフィリップの人気スポーツモデルのユーズドです。スポーツとエレガンスをコンセプトに1997年に発表されたアクアノートシリーズ。こちらはローズゴールド製の現行モデルとなります。

20年前から幅広い年齢層の方々に愛用されているアクアノート。持続している人気のおかげで新品は品薄で手に入り難くなっております。また手放す方が少ないのでしょうか、こちらのように程度の良いユーズドも中々出回りませんね。
ストラップや文字盤に使用したブラウンと優しい雰囲気のピンクゴールドとの一体感はあまり類を見ません。普段用ですがワンランク上の時計を上品に使いこなしたいという方には大変お勧めです。

いずれも実力のあるモデルばかりですので、永くご愛用頂けること間違い無しです。是非一度ご覧ください。皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。



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by evanceblog | 2017-07-11 12:19 | その他

こんにちは、銀座エバンスの稲田です。
少しずつ夏に近付いてきましたね。
日差しの強い日もありますので、みなさまお出かけの際はご注意ください。




さて、本日はロジェ・デュブイから、大変珍しい最初期作品の シンパシー のご紹介です。

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ロジェ・デュブイ。かつて、パテックフィリップの時計師としても活躍していたロジェ・デュブイ氏は、自身の名を冠した独立時計ブランドを立ち上げます。それは1995年のことでした。
初出のモデルはすべてゴールドのみ、100万円以上という自信の表れである価格設定、複雑時計の部品や設計の開発に携わっていた経験を元に、三針時計から機構の複雑な時計までを手掛けました。
そしてすべて世界28本という限定数で製作。”8”の数字が縁起がいいとされていることからこの本数に決めたそうです。

コンセプトは伝統的な技術と革命的な新しいデザインの融合。
2008年にリシュモンの傘下に入り、ステンレスモデルも充実して来ましたが、世界限定8本のレアモデルや独創的なデザインなど、初期からの彼の信念に基づいて製作されていることには変わりありません。
20年と少し前という比較的新しいメゾンでありながら、若年層から、幅広い年齢層に至るまで男女問わず絶大な支持を得ているのはそういう理由からなのですね。
業界ではその名を知らない者はいない程、瞬く間に地位を築いた時計メーカー、それがロジェ・デュブイなのです。

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ロジェ・デュブイのすべての機械式時計は”ジュネーブシール”を持っています。
これは創業当初から同ブランドが一貫して行ってきたことであり、規定の厳しい検査を経て、更に多くの時間を掛けて時計を仕上げているそうです。
ジュネーブシールとは、ジュネーブ市の紋章を象った刻印のことで、この刻印を打刻してもらうためには12ヶ条(2011年には新たな項目が追加となり、15ヶ条となる)もの厳格な規定をクリアしなくてはなりません。(下の写真の丸部分がジュネーブシールです)
1886年、130年以上も前にスイスのジュネーブ州によって設立されたこの機関では、品質や仕上げの入念なチェック、更には精度や防水性などのテストも行われています。

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スイスで製造される一年間の時計のうち、ジュネーブシールを持つものは僅か0.0012%です。
それは卓越性・原産地の証明、装飾・耐久性に対する保証を約束するものであり、装飾に関しては小さな部品から大きな部品に至るまですべて熟練の職人の手作業による装飾・仕上げと組み立てがなされています。そしてその見事な仕上げにより、磨耗が軽減されて長期耐久性が得られるのです。
それほど厳しく難関なテストに、すべての機械式時計が合格をしているなんて、ロジェ・デュブイというブランドに驚嘆と共に敬意の念を抱きます。

現在のコレクションは大振りなものが多く、レディースでも36mmから、そしてムーブメントだけでなく、自動巻きのローター面に大きくジュネーブシールのマークが印字されています。
大振りながらも中身は最高品質であり、同ブランドが大いに誇りを持って積んでいるムーブメントであることが一目で分かります。このような自信もブランド存続に必要な要素ですよね。私はそういう面でもこのブランドが好きです。

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そして今回は、そんなロジェ・デュブイの初期作品であり、世界限定28本という大変稀少な時計がここエバンスに二本も揃っていることをみなさんにお伝えしたく、ブログを書きました。
現在のメンズラインナップは42~47mmと大きいですが、今回ご紹介する初期の作品は小振りで繊細、特に裏蓋から見えるレマニアベースのムーブメントは芸術作品のように素晴らしく、彼の創る世界を目にすることができます。

”レマニア”とは、1884年にスイスで設立された幻のエボーシュ(ムーブメントの部品)メーカーのことです。1932年に現在のスウォッチグループの前身であるSSIHに属し、1940年代に入ると様々な国の軍用時計の製作を始めます。陸・海・空の全軍がレマニアブランドのクロノグラフを採用、特に同社が有名になったのは、レマニアムーブを積んだオメガのスピードマスターがNASAの公式時計に選ばれたからです。
そして1981年、ブレゲのムーブメントメーカーとなりヌーベル・レマニアと社名を変更、ブレゲの元で秀逸なムーブメントを次々製作、ようやく落ち着いて躍進できる時が来ました。
しかし1999年、ブレゲがスウォッチグループに吸収され、レマニアという会社自体が消滅してしまったのです。幻のエボーシュメーカーだとお伝えしたのはそのためです。


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レマニアという名を聞いただけでも、時計愛好家達は目が輝き、心躍ります。
それほどこのムーブメントは魅力的なのです。
ロジェデュブイの作品には、このレアなムーブメントをベースにしたものが多く、今回ご紹介する二本もそうです。本当に稀なこんな機会はもう二度とないと思います。
是非一度実物を見にいらっしゃって下さい。


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最後に特筆すべきはこのガラスなんです。よく見てみてください、なんとガラスがケースと同じ形にカットされているのです!単純な四角やオーバルを形取ったガラスであれば、他ブランドでも見たことがあります。こんな難しい形状のガラスを作るのには技術とセンスと熟練の技が必要不可欠、現にその後製作した新型シンパシーには、丸いガラスが採用されています。
このモデルはシンパシーという形にこだわり抜いたロジェ・デュブイ氏の正に名作と呼べるでしょう。
これから数十年後、幻の最初期モデルとして更に価値が上がるに違いありません。

時計愛好家垂涎のクラシカルで本当に美しい最も初期の”シンパシー”。
この小振りで腕に乗せた時の心地よい重みと、金のしっとりとした質感が堪りません。
お客様からのご委託品のため、今を逃すと二度とお目に掛かれない一品です。

そしてこちらも珍しい専用バックルのご用意もございます。(下の写真です)
ご興味のある方は私稲田までご連絡ください。
みなさまのご来店、心よりお待ち申し上げております。

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by evanceblog | 2017-06-20 11:00 | その他

ブログをご覧の皆様初めまして、販売部スタッフの飯田崇弘と申します。
今回3月28日より初めてブログを投稿させていただくこととなりました。
まだまだ未熟者でありますが、お客様と共に時計の魅力について語らいあえるよう勉強し、精進して参りますのでよろしくお願い致します。

年月の流れは早いもので、毎年この時期になると私は時間の早さを感じております。
皆様はどの様な時間の流れをお感じでいらっしゃいますでしょうか。
時間は有限であるからこそ、大切に日々を過ごしたいと思う今日この頃であります。


さて、そんな中今回紹介させていただきます時計は、VACHERON CONSTANTINのトラディショナル(Ref.82172/000R-9382)でございます。

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ヴァシュロン・コンスタンタン=通称ヴァシュロンは世界三大高級腕時計の一つとして有名でございますね。
いつかはこの様な時計をして時間の流れを感じたい。そんな思いから紹介させていただきたいと思います。
ヴァシュロンといえば、時計ブランドの中で途切れることなく続いてきた最古級のブランドとして有名です。
なんと二世紀半前も昔から継続して時計を製造してきたそうです。

18世紀といえば時計産業王国はイギリスのことを指すなか、スイス時計界の実力を世界に示したのが同社であるそう・・・
この一文を聞くだけでも、非常に強いロマンを感じるブランドだと私は思います。

この歴史あるブランドの中でトラディショナルというモデルは、傑出した時計製造技術の証で極めてシンプルなタイプから、最も複雑なモデルまであり、高度な専門技術やクラフツマンシップを謳いあげています。

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美しいラウンド型のケースに、手巻きムーブメントのキャリバー4400AS(自社設計生産)を搭載しており、大型の香箱により65時間ものパワーリザーブを有しております。
ヴァシュロンの革新の追求と伝統の尊重の見事なバランスを体現していて、一切無駄のない見事な仕上げのキャリバーでジュネーブ・シールの全ての基準をクリアしています。

ジュネーブ・シールといえば、時計の品質を示す認定証明の一つです。
歴史を遡ること今から160年以上も昔の、1850年頃にスイスのジュネーブの時計製造の名声は世界にとどろいていました。
しかし、それと同時に悪質な製造業者による模造品や乱用が増えていきました。
そこでジュネーブの呼称表示と、街の評判を支えるノウハウを守るために、時計協会はジュネーブ州議会に厳格な要件を定めた法律の公布を求めたそうです。

そして1886年11月6日法律によって、ジュネーブ・シールと名付けられた独立の品質マークが制定されました。
この認定証明を取得するには、ジュネーブに製造拠点がありそこで組み立てや検査など厳しい基準に合格し、初めて公式の紋章を時計に刻印することを許されます。


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そのジュネーブ・シールの入っているムーブメントを裏面のシースルーバックから眺められるのも味わい深い楽しみ方の一つになると思います。

文字盤には陰影のあるドーフィン針、レールウェイ目盛りがあしらわれており、六時位置にスモールセコンドが付いていて、スッキリした印象の中にも見るものを飽きさせない表情豊かな文字盤になっています。
さらには外装にもこだわりを見せており、非常にシンプルな作りでありながら伝統技術と卓越な職人技の融合でケースデザインの処理がとても美しく、文字盤のメタルともバランス良く合っていて全体的に質感の高い一本となっています。

ケースサイズは38mmとスマートなサイズ感になっておりますので、ドレスウォッチとして非常に重宝すると思います。

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尾錠の十字マークはヴァシュロンのシンボルマークのマルタ十字でとても印象に残るのではないでしょうか。


時代や流行には左右されず普遍的なデザインであるので、末永くお使いいただける一本です。
ご検討なされている方はぜひ店頭に足を運んでいただき、お手に取ってご覧いただければこの時計の魅力を存分に味わって頂けることと思います。
良質でクラシカルな一本を身に着け春の訪れをお感じになられてはいかがでしょうか。


Ref.82172/000R-9382
定価:¥2,214,000(税込)
販売価格:¥2,040,000(税込)

お問合せやご来店心よりお待ちしております。




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by evanceblog | 2017-03-28 16:33 | その他