「異彩を放つ白いパネライ ”ルミノール1950 PCYC” 」 2017年10月10日

こんにちは、銀座エバンスの稲田です。
夏の暑さも落ち着いてすっかり涼しくなりましたね。
みなさまそれぞれに秋の夜長を楽しまれて下さいね。





さて、本日はパネライから” PAM00654 ルミノール1950 PCYC 3DAYS クロノフライバック アッチャイオ ”のご紹介です。

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パネライと聞いて思い浮かべるモデルといえば、黒文字盤のアラビア数字で、黒か茶の革ベルトが付いて黒いラバーに交換できて・・・みなさんそんなイメージですよね。
それもそのはず、9割方のパネライの時計は上記のようなモデルで、白・茶・青・深緑などの特別な文字盤色はごく少数しか生産していません。
今回ご紹介するのは白いパネライですが、今までにほぼ見たことのないと言っても過言ではないアップライドの線とドットで数字を表した珍しい文字盤なのです。白のレギュラーモデルにはアラビア数字のものしか存在しませんので。

先程ほぼ見たことがないとお伝えした理由は、実は私の顧客様に大変よく似た文字盤デザインのモデルを一度だけ見せていただいたことがあるからなんです。
そのモデルとは、このPAM00654と同じデザインの文字盤で、2014年に限定50本で製作された”ラジオミールプラチノ”。私はこの激レアモデルを見た瞬間、全身に雷のような衝撃が走りました。
パネライらしくないけど、そのフォルムで一目でパネライと分かる。しかもズシッとした重み。その時の感激と感動は今でも忘れません。
素材はプラチナでできているため価格は当時700万円を超え、もちろんもう完売ですので現在ではパネリスティ垂涎モデルとなっております。今回のPAM00654も世界限定500本のみで、もしワンショットでおわってしまうと今後価値が出てくる可能性は十分あります。日本に入って来たのは15本程だそうですよ。

654番と限定のラジオミールプラチノとの違いは、同じクロノグラフでありながら、フライバックであること。654番は夜光の色に敢えてクラシカル感を持たせ、レールの刻みを少し少なめにし、インダイアルとのサークルのデザインをはっきりと分けて視認性を良くしているところです。これらの「古典的・見やすさ」を備えた文字盤である理由は後にお伝えするあることに関係があります。
パネライ社が情熱と愛情を持って仕上げたモデル、それがPAM00654というモデルなのです。

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文字盤上にも表記のある”PCYC”とは、「PANERAI CLASSIC YACHTS CHALLENGE」の頭文字を取ったもので、パネライ社が2005年よりスポンサーをしている「クラシックヨット」による国際大会のことを示します。
クラシックヨットとは例えば1930年、今から80年以上も前に作られた動かないヨットを、パネライ社が当時の部品を再現して現代に蘇らせる。もちろん100年以上前のヨットもありますし、中でもとりわけ有名なのが、第35代アメリカ大統領の”ジョン・F・ケネディ”大統領が所有していたヨットを修復したことです。そんなクラシックヨットを何隻も所有している時計会社はパネライだけですし、2005年当時は復元やレースの運営には莫大な費用が掛かるため、反対の声も多かったそうです。しかし、現CEOのアンジェロ・ボナーティ氏は強い信念を持ってこのプロジェクトに踏み切り、13年という長い年月一度も途切れることなく、スポンサーとして支えています。

数隻ものヨットをメンテナンス含めて所有すること、大きな大会を開催すること、本当に様々なことに資金が必要で、某有名なヨットレースの何チームかはこの資金繰りに困って断念しているという話も知っている私としては、ただただパネライすごいなという思いです。
特別なモデルについて勉強すると時計づくりだけではないパネライのこだわりと情熱を知ることができて、益々パネライへの愛が深まりました。パネライの日本上陸から20年。私は10年以上前にパネライという腕時計に出会い、ずっとその進化を見続けて来ました。ロレックスと同じように、ずっと変わらないフォルム。何年経っても色褪せない数少ないブランドで、私の大好きな時計のひとつです。

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キャリバーはパネライ自慢の自社製P.9100です。このキャリバーは、パネライ社初のクロノグラフの自動巻きムーブメントで、大きな特徴はフライバック機能が付いていることです。通常、時間の計測を行うにはスタート・ストップ・リセットという三段階のプッシュボタン操作が必要ですが、フライバックとは、瞬時にゼロに戻って再スタートできるという優れた機能のことです。このモデルでは、8時位置のプッシュボタンを押すことでフライバック機能が作動します。
また、2カウンタークロノグラフ(目玉が二つのクロノグラフ文字盤のこと)なので、1分=60秒を計測する時に見るのは、ガラス内側にあるタキメーターの更に内側の目盛りで、シンプルかつ見やすい文字盤となっています。ツインバレルで、パワーリザーブは72時間、防水は100mを備えておりますので、付属のラバーベルトに交換をして海や自然を楽しんで頂きたいです。

 ※”ツインバレル”については飯田のブログ→「ルミノール1950~PAM00423~」に詳しく書いて
 いますので、合わせてご覧ください。

クラシックヨットや海との繋がりを示すため、裏蓋に大きなヨットの絵の刻印を入れ、更にはタキメーター表示がキロではなく”ノット”表示となっています。ノットとは、速さを示す単位のことで、1ノットは一時間に1海里、時速で表すと1852mです。このパネライのクロノグラフがあれば、ヨットの平均速度が測れるという、こんな細かい所も見逃さずこだわりを持って製作しているんですね。

そして最初にも少し触れましたが、文字盤や機能の表示針をできる限り見やすくするために、クロノグラフの針と12時間針にはブルースティールの針を採用し、他の2本の針はゴールドと異なるカラーにしています。太陽の下でパッと文字盤を見た時に瞬時に判断できるよう、パネライ独自の大きな配慮なのです。
先程お伝えした「古典的・見やすさ」を追求した文字盤である理由はヨットレースのためだったんですね。
それだけでなく、私達の日常生活における様々なことを考えての設計をしてくれているデザイナーのこだわったディティールの仕上げが堪りません。
”PCYC”。是非一度、みなさまにお手に取ってご覧になって頂きたいパネライの自信作です。

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こちらは大切な顧客様からのご委託品です。
冒頭でも述べましたが、この文字盤は見たことない方が多いと思います。
真のパネリスティでなくとも一見の価値ありです。

現在主要なお店にはどこにもなく、こちらが売れてしまうと次にご覧いただくのは大変難しいモデルです。
このブログを見て気になられた方は是非、私稲田まで一度ご連絡ください。
みなさまのご来店、心よりお待ち申し上げております。









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by evanceblog | 2017-10-11 15:31 | パネライ