「幻のサブマリーナ “ジェームズ・ボンド”」 2月23日

こんにちは、銀座エバンスの稲田です。
まだ少し風が冷たいですね、暖かい日が来るのが待ち遠しいです。
みなさま、お出掛けの際は花粉にも気を付けてくださいね。



さて本日は、昨年ご紹介して瞬く間に完売となり、現在でもエバンスブログの記事ランキング一位
の座に君臨し続けている「幻のデイトナ“ポールニューマン”」
に引けをとらない激レアピース、
幻のサブマリーナジェームズ・ボンドモデルのご紹介です!

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Ref.6538
現金販売価格:¥13,800,000(税込)



サブマリーナは第一から第七世代まで分類され、今回ご紹介するRef.6538は第二世代にあたる
モデルです。同時期(1956年頃~1964年頃)に販売されていたのはRef.6536で、6538との
決定的な違いは防水性です。
6536は一般へ普及を狙ってつくられたモデル(6538の廉価版)とされており、防水100mなのに
対し、6538は200m。
初代Ref.6204、6205、6200、そして6538の次に発表された第三世代の5508まですべて防水性は
100mなのに、6538だけが200m防水でクロノメーターです。
しかし、初期の6538はクロノメーター表記なしのモデルも存在するため、一番のポイントは
“デカリューズ”と呼ばれている8mmもの大きなリューズです。
今挙げたモデルはすべてリューズは6mmと小さく、デカリューズは一目で6538と分かります。

更に、サブマリーナ初のベンツ針、世界初の両回転巻き上げ式ローター搭載、当時最高クラスの
精度を誇るキャリバーCal.1030、ケース径も他モデルより1mm大きい38mm、
そしてデカリューズ。
6538は極めて異色なモデルでありながら、大変完成度の高いサブマリーナなのです。
今振り返って見てみると、当時のロレックス社が「これがサブマリーナだ!」と世界にその名と
形を知らしめる為に最高の技術を駆使し、渾身の力を入れて製作した背景が強く感じられるモデル
なんですね。
この6538のスペックこそまさに、現行まで続くサブマリーナの元祖といわれている所以です。

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ジェームズ・ボンドとは。
イギリスの推理小説家“イアン・フレミング”の小説の中の主人公です。
今や大人や子供まで世界中が知っているボンドの名前の由来は、彼が尊敬している鳥類学者からいただいた名前なんだそうです。
1962年に初めて公開された映画「“007” Dr.No(ドクター・ノオ)」で、イギリスの秘密諜報部員
としてジェームズ・ボンドが登場します。
当時の大人達は彼のワイルドさ、大胆でありながら紳士的な所作、女性を虜にする色気、ずば抜けて明快な頭脳、これらを華麗に演じた初代ボンドのショーンコネリー扮するジェームズ・ボンドに大いなる憧れを持ち、彼のようになりたい、彼の持ち物が欲しいと現在でも世界中の人々を魅了してやまない人物の一人です。

そして第三作目「“007” ゴールドフィンガー」で、ボンドが某国へ潜入工作を企て、爆破時刻を確認するためにライターで自身の腕につけている時計を照らすシーンがあります。
そのシーンで時計が大写しになり、全世界の時計愛好家たちがロレックスのどのモデルかを特定するために大論争が巻き起こったのです。最後の最後までRef.5510が候補として残りましたが、結論として6538であると断定されました。
実は6538には表記が4桁のものや、ベゼルのルミナスポイントの逆三角形部分が赤い通称“レッドトップベゼル”、ベンツ針ではなくペンシル針のものなど様々な種類が混在しています。
その中で、真のジェームズ・ボンドモデルと言えるのは、今回ご紹介するクロノメーター表記なし
2桁で艶のあるミラーダイヤルの、エバンスにあるこの6538なのです!

ちなみに映画の中でジェームズ・ボンドは、6538にナイロン(NATO)ストラップを取り付けて着用しています。これは舞台がイギリスだったため、ピカピカ光るブレスレットよりも紳士に見えるナイロンストラップにあえて変更したそうです。そして当時は映像が不鮮明で黒とグレーの二本のラインがボンドストラップとされていましたが、近年技術の進歩により正確な色を特定することができました。
真のボンドモデルのストラップカラーは、ネイビーブルーに赤でふちどりされたオリーブグリーンの
二本のラインです。今回ご紹介する6538はエクステンションブレスレットですが、NATOストラップで着けても様になりますね。


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最後におもしろいエピソードと相場のお話です。
2013年のクリスティーズのオークションで“007”で使用されたブライトリングの時計が落札されました。
その男性は当時、約4000円で手に入れたのですが、その約50年後。
なんと、約1700万円で落札されたのです!
このお話を聞いただけでも、ジェームズ・ボンドの凄さが伝わってきます。
ボンド効果、本当に恐るべしです。

肝心の6538は数年遡ってみてもほぼ取引がなく、直近の情報では2015年6月のクリスティーズオークションで、3300万円を超す価格で落札、それは予想価格の約3倍でした。
2012年には6538のティファニーが出ているのですが、当時景気が芳しくなく、予想価格も低い設定でしたが、これに反してまさかの5倍の価格で落札されています。
そしてコレクターの方はご存知だと思いますが、トロピカルのスパイダーが2013年の情報ですが5500万を超える値が付いています。(オークションに出る驚愕の落札価格の個体は、コンディションが抜群によいものです)
これらのことから現在エバンスにある6538は、決して高い値付けではないと言えます。
まずは店頭で実際一度、お手にとってみていただきたいです。

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いかがでしたでしょうか。
製造本数僅か7~8年、しかも初期にしかない2桁表記の正真正銘ボンドモデル。
現在、日本国内での取り扱いはここエバンスにしかありません。
このまたとない機会に是非、みなさま一度ご覧になってみて下さい。
皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております。











銀座エバンス
TEL. 03-6274-6740(11:00~20:00) MAIL:n-concierge@evance.co.jp
東京都中央区銀座7-8-4(中央通り 銀座6丁目交差点すぐ)


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by evanceblog | 2016-02-23 15:48 | ロレックス